ソロウクレレって何?メロディーと伴奏を同時に演奏してみよう

ソロウクレレって何?メロディーと伴奏を同時に演奏してみよう ウクレレ
ユキ
ユキ

1人で伴奏つきの曲を演奏している動画を見たの
あれってどうやってるの?

ドウジ
ドウジ

ソロウクレレだなー
簡単な曲でやってみようぜー

この「ウクレレに挑戦」シリーズでは、ハワイアンの名曲アロハ・オエを演奏できるくらいを目指します。
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!

ウクレレは、小さくて軽快な音がする弦楽器です。

手頃な値段で購入でき、音も大きくないので、楽器にチャレンジしたい方におすすめです。

ウクレレは伴奏をしたりメロディーを演奏したり、好きな使い方ができます。

複数人で分担して演奏することで、気持ちのいい曲になります。

1人の場合は、各パートを録音してから、重ねて再生しても同じことができます。

それとは別に、1本のウクレレでメロディーと伴奏を同時に演奏してしまうこともできます。

ソロウクレレといわれ、1人でも手軽に曲が演奏できるので楽しいです。

今回は、簡単な曲を使ってソロウクレレにチャレンジしてみましょう。

今回の曲「メリーさんのひつじ(ソロウクレレ)」

今回弾いてみる曲はこちらです。

アメリカ民謡の「メリーさんのひつじ」のソロウクレレVerです。

楽譜はウクレレ用のTab譜を用意したので、一緒にやってみましょう。

テン
テン

メロディー以外にも音が鳴ってる・・・
難しそうだね・・・

ドウジ
ドウジ

ちょっと難易度は上がるなー
できる範囲でやっていこうぜー

基本はコード

ソロウクレレの基本は、コードを使った伴奏の演奏です。

コードにはメロディーの音階が含まれる

コードは、和音のことです。

コードを使って伴奏をすると、知っている曲ならメロディーが聴こえてくることがあります。

これは、コードの和音の中に、メロディーの音階が含まれていることが多いからです。

知っている曲では、頭の中でその音がイメージできるので、強調して聴こえるのですね。

そのため、コードを演奏するだけでも、ちょっとメロディーが入っている状態になります。

足りない音を付け足す

コードの中にメロディーの音階が含まれているといっても、絶対ではありません。

また、コードを1回鳴らす間にメロディーが動く曲も多いです。

そこでソロウクレレでは、コードの合間にメロディーの音も鳴らしていきます。

コードの伴奏中に指を動かすことになるため、難易度がグッと上がります。

難しいときは、まずはコードの伴奏をしっかりマスターするところから始めましょう。

弦の数や指の動きの制限により、もとの曲通りにメロディーを鳴らせないこともあります。
アレンジが必要なので、まずはTab譜等が公開されている曲で練習しましょう。

「メリーさんのひつじ」のソロウクレレVerを弾いてみよう

いよいよ「メリーさんのひつじ」のソロウクレレバージョンを弾いてみましょう。

サンプル演奏とTab譜

サンプル演奏はこちらです。

ウクレレ用のTab譜はこちらです。

楽譜は当サイトのオリジナルアレンジなので、コード等が原曲と異なることがあります。
著作権がきれている楽曲のみダウンロード可能にしてあります。

メロディー以外は一切押さえないアレンジ

この曲で使コードは、CとGの2つです。

いきなり複雑な押さえ方にメロディーを加えていくのは大変です。

そこで、ほとんど押さえなくてもよい簡単バージョンのコードをベースにアレンジしました。

今回は、メロディーに関連する弦以外は一切押さえないアレンジにしてあります。

メリーさんのひつじのメロディーで押さえる弦は以下です。

メリーさんのひつじで弦を押さえる指と場所

指も固定なので、左手を移動させることもありません。

まずはしっかりメロディーの動きをつかんでいきましょう。

ソロウクレレらしい右手の動きを練習しよう

ソロウクレレでは、右手の動きも重要になってきます。

1本だけで弾くときもあれば、複数本の弦を鳴らすこともあるからです。

思った通りの弦を鳴らせるよう、右手も意識する必要があります。

今回のアレンジでは、左手はメロディーのときと全く同じなので、右手に集中できます。

難しいときは、まず狙った1本を確実にならせるよう、複数の弦を使う曲で練習しましょう。

姿勢を整え、距離感をつかむまで繰り返し続けることが大切です。

ユキ
ユキ

一気に難しいよ・・・
どうしよう?

ドウジ
ドウジ

違った弦が鳴ってもアレンジだと思って楽に考えるといいぞー
楽しんで続けていれば、いつの間にかできるようになるぜー!

ソロウクレレは楽しむことが大事

ソロウクレレは、ウクレレ1本で伴奏からメロディーまで鳴らすので、とても難しいです。

できるようになるには時間がかかるため、無理せず継続することが大切です。

自分だけで完結できるのがソロのいいところ

複数人で演奏すると、うまくいったときはみんなで喜べるという楽しみがあります。

ソロでの演奏では、そういう楽しみ方はできません。

しかし、ソロにはソロのいいところがあります。

それは、自分だけで完結できるところです。

  • 好きな曲を自由に選べる
  • 練習をする・しないも自由
  • 失敗しても誰にも申し訳なくならない
  • 思い立ったときにできる
  • 難しいのでできたときに達成感がある

自分だけで完結できるので、自由に楽しめるのがソロの魅力です。

サボっても怒られませんし、気が向いたときにすぐ楽しめます。

あまり気を張りすぎずに、リラックスして楽しんでいきましょう!

ドウジ
ドウジ

「できる」より「楽しむ」ことを優先していいんだからなー
気が乗らなかったら違うことをしたっていいから楽にいこうぜー

ソロウクレレで演奏できる曲

ソロウクレレは、メロディーやコードからアレンジが必要です。

アレンジは、楽器の制約などにより調整が必要になることもあり、難しいです。

なのでまずは、Tab譜が公開されている曲など、すでにソロウクレレになっている曲を探しましょう。

著作権が切れている曲なら、このサイトのように無料でダウンロードできるようにしてくれていることもあります。

ただ、曲に制限があるので、気に入ったものが見つからないかもしれません。

そんなときは、市販のTab譜を使いましょう。

たくさん出ているので、自分の演奏したい曲が含まれているものを選ぶことが大切です。

中には演奏サンプルの音源がダウンロードできるものもあるので、それ目当てで買うのもありです。

楽しんで練習できるよう、好きな曲が入っているTab譜を選びましょう!

テン
テン

難しそうだけど弾けたら楽しそうだね
自分のペースで続けてたらできるようになるかな?

ドウジ
ドウジ

楽器は触っている時間で着実に上達するからなー
焦らず楽しむのが一番だぜ!

このサイトでは、初めての方にわかりやすい内容にするため、厳密なことを省略したり、専門用語を使わず一般的な言葉にしたりしていますので、ご了承ください。

ドウジ(鬼)

鬼のドウジ。楽器など音楽・映像関連の内容を担当している。
楽しんで生きていれば大概はなんとかなるがモットー。
酒呑童子から雷様まで、鬼はみんなそんな感じのやつばっかり。

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