2つのコードだけでOK!ウクレレで伴奏を演奏してみよう

2つのコードだけでOK!ウクレレで伴奏を演奏してみよう ウクレレ
ユキ
ユキ

コードってたくさんあって難しそうだよね

ドウジ
ドウジ

全部は覚えられないよなー
でもコードが2つあれば演奏できる曲もあるんだぜー

この「ウクレレに挑戦」シリーズでは、ハワイアンの名曲アロハ・オエを演奏できるくらいを目指します。
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!

ウクレレは、小さくて軽快な音がする弦楽器です。

手頃な値段で購入でき、音も大きくないので、楽器にチャレンジしたい方におすすめです。

ギターやウクレレなどの弦楽器は、コードと呼ばれる和音を使います。

指の形が難しいため、最初は音を減らしても大丈夫です。

少しずつウクレレに慣れてきたら、4本すべての弦を使ってコードを鳴らすことにも挑戦できます。

今回は、ちゃんとしたコードを使って曲の伴奏を演奏してましょう。

今回の曲「ぶんぶんぶん」

今回弾いてみる曲はこちらです。

ドイツ民謡の「ぶんぶんぶん」の伴奏です。

楽譜はウクレレ用のTab譜を用意したので、一緒にやってみましょう。

テン
テン

どこを押さえているのか全然分かんないよ・・・

ドウジ
ドウジ

ちゃんと見ていくから大丈夫だぞー

コードを2つ知る

「ぶんぶんぶん」は、2つのコードのみを使って演奏できる曲です。

1つずつ押さえる場所と指を確認しましょう。

「C」の押さえ方と使う指

1つ目のコードは「C」です。

Cコードは以下を押さえます。

  • 1弦の3フレット

どの指を使ってもいいですが、今回は中指を使って押さえましょう。

ウクレレCコード

なぜ今回中指を使うことにしたかは、後ほど説明します。

「G」の押さえ方と使う指

2つ目のコードは「G」です。

Gコードは以下を押さえます。

  • 1弦の2フレット
  • 2弦の3フレット
  • 3弦の2フレット

今回は以下の指を使って押さえましょう。

ウクレレGコード

複雑な指の形になりますので、少し難しいと思います。

ウクレレGコードの手の形写真

最初は押さえるのに時間がかかってもいいので、手の形で押さえ方を確認しましょう。

ドウジ
ドウジ

3か所も同時に押さえるからなー
慣れるまではできなくて当たり前だから、焦らずやろうなー

「ぶんぶんぶん」の伴奏を弾いてみよう

いよいよ「ぶんぶんぶん」の伴奏を弾いてみましょう。

サンプル演奏とTab譜

サンプル演奏はこちらです。

メロディー付きの演奏はこちらです。

ウクレレ用のTab譜はこちらです。

楽譜は当サイトのオリジナルアレンジなので、コード等が原曲と異なることがあります。
著作権がきれている楽曲のみダウンロード可能にしてあります。

メロディーのみの演奏とTab譜は以下の記事です。

まずは1つのコードで左手の形に慣れる

この曲で使用するコードは、CとGの2つです。

簡単にするため音を減らしていましたが、「メリーさんのひつじ」と同じです。

今回はちゃんとしたコードを鳴らすため、少し難しくなります。

まずはCだけを使い、4本とも弦を鳴らす感覚をつかみましょう。

ウクレレCコード

4本とも弦が鳴らせるようになったら、今度はGの左手の指の形を練習しましょう。

ウクレレGコード

指を3本使うため、時間をかけてもいいので押さえる場所を確認しましょう。

慣れた形になら手はすぐに動く

突然ですが、手をチョキの形にできますか?

おそらく1秒もかからずにできたと思います。

すぐに手の形を変えることができたのは、チョキの形に手が慣れているからです。

コードも同じで、慣れれば素早くその形に手が変わるようになります。

最初は指1本ずつがバラバラに感じるかもしれませんが、左手の形として意識してみましょう。

コードチェンジをしやすい指を使う

手の形が1つ1つのコードに慣れてきたら、次は2つのコードを切り替えてみましょう。

コードを変えることをコードチェンジといいます。

ここで、Cコードで1弦に中指を使っていたことが生きてきます。

Gコードも、1弦を中指で押さえます。

ウクレレGコード

フレットが1つズレるだけなので、弦に触れたままでもいいので滑らせるように指を移動しましょう。

そうすることで、指がズレて間違った弦を押さえてしまう心配がなくなります。

もちろん、指を離した方が移動しやすい場合はしっかり離しても大丈夫です。

コードチェンジがあるときは、次のコードへの移りやすさを考えて使う指を決めたりします。

繰り返し練習をして、スムーズに移りやすいように指を選んでいくことになります。

中指を基準に、ある程度手の形を作っておくと楽かもしれません。

地道に練習しましょう。

ユキ
ユキ

これは・・・難しいよ

ホントにできるようになるのかな?

ドウジ
ドウジ

こればっかりは急にできるようにはならないぞー
けど、繰り返し動きを練習すれば絶対できるようになるぜ!

最初はゆーっくり演奏する

コードは指の形が複雑で、慣れるまでとても難しいです。

最初はゆーっくりでもいいので、繰り返し練習しましょう。

コードチェンジができるようになれば演奏できている

コードチェンジができるようになれば、演奏できるといってもいいと思います。

2つしかコードを使わない曲では実感がないかもしれませんが、2つで十分です。

なぜなら、たくさんのコードを使う曲だったとしても、コードチェンジの部分を切り取れば関わるコードは2つだからです。

コードチェンジに関わるのは、今のコードと次のコードの2つだけです。

どんな曲でも、一部だけを切り取れば2つのコードで演奏できるのです。

今回の練習のように、繰り返し練習して指が2つのコードで切り替えられるようになれば、それを組み合わせることでどんな曲でも演奏できます。

コードチェンジは非常に大切なので、時間をかけて練習しましょう。

CとGで演奏できる曲

「ぶんぶんぶん」と同じく、CとGだけで演奏できる曲は他にもあります。

例えば、アメリカ民謡の「メリーさんのひつじ」です。

以前、簡単な押さえ方にアレンジして練習したことがありました。

CとGの切り替えができるようになったら、メリーさんのひつじもちゃんとしたコードで演奏できるようになっています。

ぜひチャレンジしてみましょう!

テン
テン

コードが2つでも演奏できる曲はあるんだね
ぜんぜんうまく指の移動ができないけどね

ドウジ
ドウジ

信じられないかもだけど、続けてたら知らないうちにできるようになるぜ!
コードチェンジができればどんな曲の伴奏もできるから、頑張ろうなー

このサイトでは、初めての方にわかりやすい内容にするため、厳密なことを省略したり、専門用語を使わず一般的な言葉にしたりしていますので、ご了承ください。

ドウジ(鬼)

鬼のドウジ。楽器など音楽・映像関連の内容を担当している。
楽しんで生きていれば大概はなんとかなるがモットー。
酒呑童子から雷様まで、鬼はみんなそんな感じのやつばっかり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました