この記事は、パソコン操作の基礎の基礎シリーズの第7回です。
文章の入力と文字の入力って違うのか？
基本は一緒だけど、文章だとちょっとだけ特徴があるよ
ここでは、キーボードを使って文章を入力する方法を確認して練習します。
その前に、文字の入力や改行はできますか？
メモ帳を起動して、以下の入力をやってみましょう。
うた
トマト
ポケット
紙
お茶
万年筆メモ帳の起動がわからなければ、以下のページで確認しましょう。
日本語入力や文字の変換がわからなければ、以下のページで確認しましょう。
単語の入力ができるようになれば、次は文章の入力に挑戦してみましょう。
文章の入力で使う記号
文章の入力では、単語入力では使わなかった記号を使う機会が増えます。
まずは文章で利用することが多い記号を入力してみましょう。
「。（句点）」「、（読点）」の入力
文章には句読点が使われるので、キーの位置を確認しておきましょう。
どちらもキーボード右下のほうにあります。
ひらがなの「る」が書いてあるキーが「。」、「ね」が書いてあるキーが「、」です。
句読点は、日本語入力がオンの状態でそのままキーを押すだけで入力できます。
入力ができるか試してみましょう。
文章の入力と変換
文章は変換をいつするかが悩みどころなんだよ
単語の入力では、1単語だけ入力してすぐ変換していました。
単語ごとに変換していたので、変換のタイミングで迷うということはありませんでしたね。
しかし文章になると、変換するタイミングがよくわからなくなり迷ってしまいます。
変換のタイミングに正解はありませんので、基本的には自由です。
ところが、自由といわれると未経験の方にとってはハードルが高いので、余計に迷いますよね。
そこでこのページでは、変換のタイミングの目安を紹介します。
変換位置を変える方法
2単語以上をつなげて入力して変換したとき、変換箇所が2か所以上になることがあります。
例えば「犬と鳥」という文章を一度に入力して変換してみましょう。
「犬と」という変換部分と「鳥」という変換部分に分かれます。
入力中を表す下線が太くなっているほうが、変換中の部分です。
キーボードの矢印キー左右を使うことで、変換中の部分を切り替えることができます。
スペースキーを押すと、太い下線のほうの変換候補が表示されます。
Enterを押すとすべての文字が確定されます。
別の区切りの変換を続けたいときは、Enterを押さずに矢印キー左右を使って切り替えましょう。
「犬と鳥」で確定せず、変換を使って「イヌとトリ」にしてみましょう。
スペースキーで前半の区切りを「イヌと」にしたら、Enterを押さずに矢印の右キーを使って「鳥」の区切りに移動し、スペースキーで変換してカタカナにします。
変換中の場所を変えるのがちょっと難しいな
今どこを変換しているのかをよく確認する必要があるね
変換のタイミング
文章を入力するときの変換のタイミングを見てみましょう。
色々な例を紹介しますので、自分に合っているタイミングを見つけてください。
今日はパソコンの練習を頑張りました。
この文章を使って、文章の入力を練習してみましょう。
文章ごとに変換する
パソコンは、意外と正しく文章を変換してくれます。
先ほどの文章を一気に入力してからスペースキーを押したとしても、おそらく正しく変換されます。
ここまでをすべて入力してからスペースキーを押して変換するということですね。
ただ、もし一部だけ違ったりしたときに、変換位置を合わせて変換するのが大変です。
また、パソコンが文節の位置を間違えることもあるので、正しく変換できないこともあります。
なので、長い文章をまとめて入力するのは、あまりオススメしません。
（オススメ）文節ごとに変換する
おそらく最も一般的なのが、文節ごとに変換する方法だと思います。
先ほどの文章を文節で区切ると、以下のようになります。
今日は / パソコンの / 練習を / 頑張りました。
「きょうは」でスペースキーで変換、「ぱそこんの」でスペースキーで変換、・・・という感じですね。
これを使うと、パソコンが文節を間違えるリスクを減らすことができます。
また、変換位置を動かして変換するという作業もあまり発生しなくなります。
もしも変換が細かすぎると感じた場合は、2つ3つの文節をまとめて変換してもよいと思います。
なんとなくキリがいい文節で変換していく感じだね
単語ごとに変換する
単語ごとに変換しても、文章を入力することができます。
今日 / は / パソコン / の / 練習 / を / 頑張りました / 。
変換の回数が多くなるので、ちょっと大変かもしれません。
ただ、変換位置がおかしくなるというリスクは一番小さくなるはずです。
いろんなタイミングがあるんだなー
そうだね
正解がないから、自分に合ったタイミングを見つけていくことになるよ
ここに書いた内容を参考に試してみてね
文章の入力練習
では、文章を入力する練習をしてみましょう。
練習用の文章をいくつか用意しましたので、使ってください。
とてもいい天気です。
冷蔵庫にお茶が入っています。
動物園に行こうと思っています。
あと、紙とペンを買おう。
キーボード、マウスにもだいぶ慣れてきました。
公園に行くと、えらい教授が講演をしていました。文章の入力には慣れが必要
単語の入力は、キーボードのキーを探すことに集中できました。
文章になると、変換のタイミングがわかりづらくなるため、その点が難しくなります。
正解があるわけではないので、深く考えすぎないようにしましょう。
少しずつ入力に慣れてくると、パソコンが正しく変換してくれる区切りが何となく見えてきます。
自分の中でちょうど良いタイミングを、少しずつ見つけていきましょう！
私は細かく分けたほうがミスが少なくて安心かな
入力する人の性格が出るんだよね
自分らしく文章を入力できるようになっていこう
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天狐のテン。
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