左手の指の移動に慣れよう!ウクレレのコード弾きで伴奏してみよう

左手の指の移動に慣れよう!ウクレレのコード弾きで伴奏してみよう ウクレレ
テン
テン

コードって弦楽器でよく聞くよね
練習してみようかな?

ドウジ
ドウジ

じゃあ3つのコードで演奏できる曲で練習してみようぜー

この「ウクレレに挑戦」シリーズでは、ハワイアンの名曲アロハ・オエを演奏できるくらいを目指します。
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!

ウクレレは、小さくて軽快な音がする弦楽器です。

手頃な値段で購入でき、音も大きくないので、楽器にチャレンジしたい方におすすめです。

ギターやウクレレなどの弦楽器は、コードと呼ばれる和音を使います。

演奏中に指を動かしコードチェンジをするのは、慣れるまでとても難しいです。

コードを変えることをコードチェンジといいます。

まずは指の動きが少ない曲で練習してみることをオススメします。

コードを押さえることに慣れてきたら、もう少し指を動かす必要がある曲にチャレンジしていきます。

今回は、3つのコードを使って曲の伴奏を演奏してましょう。

今回の曲「きらきら星」の伴奏

今回弾いてみる曲はこちらです。

フランス民謡の「きらきら星」の伴奏です。

楽譜はウクレレ用のTab譜を用意したので、一緒にやってみましょう。

ユキ
ユキ

左手がたくさん動いてて難しそう・・・

ドウジ
ドウジ

ゆっくり手と指の位置を確認していこうなー

コードを3つ知る

「きらきら星」は、3つのコードを使って演奏できる曲です。

1つずつ押さえる場所と指を確認しましょう。

「C」の押さえ方と使う指

1つ目のコードは「C」です。

Cコードは以下を押さえます。

  • 1弦の3フレット

どの指を使ってもいいですが、今回は薬指を使って押さえましょう。

薬指で押さえるウクレレのCコード

薬指は動きにくいため大変かもしれませんが、頑張りましょう。

なぜ今回薬指を使うことにしたかは、後ほど説明します。

「F」の押さえ方と使う指

2つ目のコードは「F」です。

Fコードは以下を押さえます。

  • 2弦の1フレット
  • 4弦の2フレット

今回は以下の指を使って押さえましょう。

ウクレレのFコード

人差し指と中指という動きやすい指を使うため、押さえるだけなら比較的簡単です。

しかし、別のコードからFにコードチェンジするとなると練習が必要です。

弦を1本またいで押さえるため、間違って押さえたり触れたりしないようにします。

指の形を繰り返し練習し、押さえる弦の距離感をつかみましょう。

「G7」の押さえ方と使う指

3つ目のコードは「G7(ジーセブンス)」です。

G7コードは以下を押さえます。

  • 1弦の2フレット
  • 2弦の1フレット
  • 3弦の2フレット

今回は以下の指を使って押さえましょう。

ウクレレのG7コード

複雑な指の形になりますので、少し難しいと思います。

ウクレレのG7コードの手の形

最初は時間がかかってもいいので、押さえ方を確認しましょう。

ドウジ
ドウジ

3か所も同時に押さえるからなー
慣れるまではできなくて当たり前だから、焦らずやろうなー

「きらきら星」の伴奏を弾いてみよう

いよいよ「きらきら星」の伴奏を弾いてみましょう。

サンプル演奏とTab譜

サンプル演奏はこちらです。

メロディー付きの演奏はこちらです。

ウクレレ用のTab譜はこちらです。

楽譜は当サイトのオリジナルアレンジなので、コード等が原曲と異なることがあります。
著作権がきれている楽曲のみダウンロード可能にしてあります。

メロディーのみの演奏とTab譜は以下の記事です。

まずは1つのコードで左手の形に慣れる

この曲で使用するコードは、C、F、G7の3つです。

CからFなど、全く違う手の形へのコードチェンジがあるため、少し難しいです。

移動の感覚をつかむため、まずは左手だけでいいので手元を見ながら練習しましょう。

G7コードは指の形が複雑です。

ウクレレのG7コード

薬指まで使用するため、押さえるだけでも難しいかもしれません。

複雑な指の形は、しばらくその形でキープしてみるなど、手になじませることが大切です。

指を独立して考えるのではなく、手の形としてまとめて考えられるようになりましょう。

コードチェンジを考えて指を選ぶ

コードチェンジのタイミングは焦ってしまうため、落ち着いて動かしましょう。

今回、Cコードで1弦に薬指を使っていました。

それは、G7コードも1弦を薬指で押さえるからです。

指を別の弦に動かさなくてもコードチェンジができるように、Cコードで薬指を使いました。

フレットが1つズレるだけなので、軽く弦に触れたまま滑らせるように指を移動しましょう。

そうすることで、指がズレて間違った弦を押さえてしまう心配がなくなります。

もちろん、指を離した方が移動しやすければ、しっかり離しても大丈夫です。

コードチェンジがあるときは、次のコードへの移りやすさを考えて使う指を決めたりします。

繰り返し練習をして、スムーズに移りやすいように指を選んでいくことになります。

薬指を基準に、ある程度手の形を作っておくと楽かもしれません。

地道に練習しましょう。

テン
テン

うーん、どうしても焦っちゃうね

ドウジ
ドウジ

ゆっくりでいいからなー
コードチェンジが難しければまずは1つのコードで形を確認しようぜー

曲の一部を切り取ってコードチェンジの練習をしよう

使うコードの数は3つですが、たくさんあっても関係ありません。

曲の一部を切り取れば、コードチェンジには2つのコードしか関わりません。

一部だけを繰り返し練習

コードチェンジを練習するためには、曲の一部を繰り返し練習すると有効です。

曲全体を通して練習するのも大事ですが、苦手な部分を重点的に練習するのも大事です。

何度も同じところを練習するのは大変ですが、どの楽器でも同様の練習をします。

一度スムーズにできるようになれば、他の曲で同じコードが出てきたときはすぐに演奏できます。

できる動きがない最初のころが一番大変なので、ここを乗り切れるよう頑張りましょう!

C・F・G7で演奏できる曲

「きらきら星」と同じく、C・F・G7の3つのコードで演奏できる曲は他にもあります。

例えば、手遊び歌の「むすんでひらいて」です。

「むすんでひらいて」には、1か所だけFからG7へのコードチェンジがあります。

「そーのーてーをー うーえーにー♪」の部分です。

これはきらきら星にはなかった動きなので、コードは同じですが新しく練習が必要です。

そのほかの部分はきらきら星と同じコードチェンジなので、きらきら星が演奏できればすぐにできるようになります。

ぜひチャレンジしてみましょう!

ユキ
ユキ

伴奏しか鳴らしてないのにメロディーが聴こえる気がするの
なんでかな?

ドウジ
ドウジ

コードにはメロディーの音階が含まれていることが多いんだぜ!
知っている曲なら耳が勝手に拾ってメロディーにしちゃうんだろうなー

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ドウジ(鬼)

鬼のドウジ。楽器など音楽・映像関連の内容を担当している。
楽しんで生きていれば大概はなんとかなるがモットー。
酒呑童子から雷様まで、鬼はみんなそんな感じのやつばっかり。

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