この記事は、カリンバに挑戦シリーズの第2回です。
金属棒をはじいて音は出せたよ
おー
じゃあ次は指を動かしてみようぜー
この「カリンバに挑戦」シリーズでは、Over theRainbowのサビを演奏できるくらいを目指します。
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!
カリンバは、親指で金属棒をはじいて音を出す楽器です。
手頃な値段で購入でき、音も大きくないので、楽器にチャレンジしたい方におすすめです。
両手で使う楽器なので、指の位置を変えなければ2音を出すことができます。
リズムをつけて音を出せば、たった2音でも曲になりました。
しかし、2音だけだと演奏できる曲がほとんどありません。
そこで今回は、演奏中に指を1つ分だけ動かし、3音を使った曲に挑戦します。
今回の曲「チャルメラ(ラーメン屋台のラッパの曲)」
今回弾いてみる曲はこちらです。
ラーメン屋さんっぽい音楽の「チャルメラ」です。
チャルメラはラーメン屋さんの屋台で吹くラッパのような楽器の名前らしいです。
曲名は特にないみたいです。
楽譜も用意したので、一緒にやってみましょう。
音階の移動が多くて難しそう・・・
大丈夫だって!
1音ずつしか音が動かない曲は指を動かす練習にいいんだぜ
1音ずつの変化
カリンバでは、1音ずつの変化は指の移動に余裕ができます。
順番の音階が左右交互
カリンバの音階の配置は独特で、左右交互に配置されているのでしたね。
そのため、1音ずつの変化の場合、右手と左手を交互に使います。
手を交互に使うということは、片方の親指ではじいて音を出している間に、反対の手の親指を動かすことになります。
連続して同じ指を使わなくていいので、指の移動時間が確保できるのです。
慌てなくても間に合うので、指を移動する練習になります。
「チャルメラ(ラーメン屋台のラッパの曲)」を弾いてみよう
いよいよ「チャルメラ」を弾いてみましょう。
サンプル演奏と楽譜
サンプル演奏はこちらです。
楽譜はこちらです。
楽譜は当サイトのオリジナルアレンジなので、コード等が原曲と異なることがあります。
著作権がきれている楽曲のみダウンロード可能にしてあります。
左手の親指が動く
この曲で使う音は、「ソ」と「ラ」と「シ」の3音です。
左手は「ラ」だけなので、指の位置を動かす必要はありません。
右手は「ソ」と「シ」の2音があるため、演奏中に動かす必要があります。
左右交互にはじくので移動は落ち着いて
チャルメラの音階移動は、1音ずつの移動しかありません。
カリンバの場合音階が交互に配置されているため、1音の移動は使用する手が入れ替わります。
1音ずつしか変化しないということは、基本的に左右の手を交互に使うということです。
同じ指での連続音の移動がないので、指を動かせる余裕が大きいです。
落ち着いて動かしましょう。
右・左・右って交互の方が簡単なんだね
指を素早く移動しなくてもいいからなー
だから、1音ずつしか音階移動がない曲は弾きやすいんだぜ
1音ずつの変化で指の移動に慣れる
カリンバでの1音ずつの音階の変化は、金属棒を左右交互にはじくことになります。
指を移動するための時間を多めに確保できるため、指移動の練習にもってこいです。
「ソラシ」を「ドレミ」にして左手移動の練習
今回はチャルメラを使って練習し、右手の親指を移動してみました。
「ソラシ」の音を少し上げて「ドレミ」に変えてもチャルメラと同じ音の動きになります。
少し高くした「ドレミ」で演奏する場合は、左手の親指を動かすことになります。
左手の指の移動を練習してみたいときは、練習してみましょう。
3音あれば演奏できる曲
3音あれば演奏できる曲が増えます。
例えば、「い~しや~きいも~」や「た~けや~さおだけ~」なども3音で演奏できます。
音階の変化も1音ずつなので、チャルメラが演奏できたらすぐに演奏できると思います。
いろんな曲が弾けた方が楽しいので、課題曲にとらわれずいろいろ演奏してみましょう!
3音だけでも弾ける曲が増えるんだね
シンプルな音の動きなのにちゃんと別の曲に聴こえるんだぜー
音楽って面白いよなー
このサイトでは、初めての方にわかりやすい内容にするため、厳密なことを省略したり、専門用語を使わず一般的な言葉にしたりしていますので、ご了承ください。
鬼のドウジ。楽器など音楽・映像関連の内容を担当している。
楽しんで生きていれば大概はなんとかなるがモットー。
酒呑童子から雷様まで、鬼はみんなそんな感じのやつばっかり。
コメント