アタリ・ラフ・下書きとは?下書きから清書までの流れ

下書きをしてからイラストを描いてみよう イラスト
ドウジ
ドウジ

図形を組み合わせるときのバランスが難しいなー

ユキ
ユキ

そういうときは下書きをしてから描いてみよう

犬とじゃれるイラスト(影)

この「初めてのイラスト」シリーズでは、このようなイラストを描けるくらいを目標に進めていきます。(クリックで拡大できます。)
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!

世の中のものは、単純化すれば線や図形で表現することができます。

しかし、1つの線や図形で表せるものは限られています。

なので、複数の線や図形を組み合わせて使っていくことになります。

複数の図形を組み合わせようとすると、バランスをとるの大変です。

なかなか一回でビシッと決めるのは難しいですよね。

そこで今回は、いきなり形ではなく、下書きをしてから描いてみようと思います。

今回のイラスト「かわいい雪だるま」

今回完成させるイラストはこちらです。

かわいい雪だるまのイラスト

「かわいい雪だるま」です。

テン
テン

いろんな大きさの図形が組み合わさっているね

ユキ
ユキ

うん
だからバランスをとる必要があってちょっと難しいよ

下書きの種類

イラストをバランスよく描くためには、下書きが必要です。

下書きには種類があるので、見てみましょう。

アタリ

アタリとは、ザックリ大きさやバランスを見るためだけの下書きです。

アタリのサンプル

また、バランスの目安そのもののことをアタリということもあります。

実際にどこに線を描くかなど、細かい部分は後回しにします。

アタリは、細かい情報を描きこまないので、バランスだけに集中することができます。

そのため、複雑なものを描くときに役立ちます。

また、複数のものを描くときに、配置や大小関係などが分かりやすくなります。

ラフ

ラフとは、描くものの形がわかる程度に描く下書きです。

ラフのサンプル

細かい書き込みはしなくてもいいので、何を描きたいかがわかるようにしていきます。

アタリをもとにザクザク書きましょう。

どの位置に線を描くかを完全に決める必要はないので、あいまいな部分があっても平気です。

下書き

下書きとは、ある程度細かく描きこんで、清書ができる前段階の状態です。

下書きのサンプル

ラフに細かい部分も描きこんで、仕上げていく感じです。

ほとんど清書に近いですが、まだ線が何本も重なったりしていても大丈夫です。

ここまで来たら、あとはペンを使って清書するだけです。

ラフの段階で下書き終了として清書をする人もいます。
下書きをどこまでするかは、人によって違います。

ユキ
ユキ

ちょっと恥ずかしいな・・・

自分じゃなくてドウジとかをモデルにすればよかった

「雪だるま」を描いてみよう

下書きをしてから雪だるまを描いてみましょう。

本来、このくらい単純な形ならここまで下書きを区別しないことが多いです。
今回は練習のため、段階を分けて描いていきます。

アタリをとる

まずはアタリをとっていきます。

アタリをとるとは、アタリを描くことです。

アタリのとり方はいろいろありますが、今回は以下のようにやってみました。

  1. 紙のどのあたりに描くのかザックリ決める
  2. 頭と体のバランスを考える
  3. 頭と体の中心をとる

なんとなく大きさを決め、その中に頭と体の大きさを描きます。

雪だるまのアタリ

円を使って描く予定なので、中心がわかるように十字で印をつけてみました。

今回はあまり意味がありませんが、鼻やボタンを配置するときの目安にしようと思います。

ラフを描く

次はラフを描いていきます。

円や長方形を、アタリをもとにザクザク配置していきます。

雪だるまのラフ

まだきれいな円になっている必要はありません。

今回の雪だるまは細かい部分がないなので、これで下書きとしてもよいと思います。

下書きを描く

清書の直前となる下書きを描いていきます。

清書で線を描く部分がわかるようにし、なるべくきれいに形をとっていきます。

雪だるまの下書き

ただ、まだ線は重なっていたりブレていたりしても大丈夫です。

ユキ
ユキ

シンプルだからラフとそれほど変わらないね

清書(ペン入れ)をする

下書きができたら、清書しましょう。

清書のことをペン入れということもあります。

下書きに沿って、線を描きます。

雪だるまの清書(ペン入れ)

円の部分は一筆で描くのが難しいと思うので、複数回に分けて描きましょう。

線のつなぎ目がなるべくきれいにつながるように、丁寧に描くことが大切です。

清書もえんぴつでする場合は、下書きまでよりも濃く描くようにしましょう。

下書きを消す

清書ができたら、下書きを消しましょう。

消しゴムがけは結構大変ですが、下書きが残らないようにしっかり消します。

雪だるまのイラスト

清書もえんぴつにした場合は、清書の線まで消えてしまわないよう力加減に気を付けましょう。

ドウジ
ドウジ

雪だるまにしか見えない!

ユキ
ユキ

うん、かわいいね

下書きをすることで複雑な形が描ける

下書きをしてから清書をするという流れでイラストを描くことで、複雑なイラストも描けるようになります。

イラストを描く工程が増えるため時間がかかるようになりますが、必要な作業なのでじっくり取り組みましょう。

アタリやラフの段階で大まかに形がとれるようになれば、描きたいものが少しずつ描けるようになっていきます。

焦らず根気よく練習していきましょう。

今回の内容で描けるお題とサンプル

下書きを描く練習として、以下を描いてみましょう。

お花

お花はいろんな図形を組み合わせる必要があります。

お花のアタリ

アタリ

お花のラフ

ラフ

お花の下書き

下書き

下書きをしてから描いてみましょう。

ラブレター

ラブレターは封をする位置をとったり、ハートマークのような難しい図形を描く必要があります。

ラブレターのアタリ

アタリ

ラブレターのラフ

ラフ

ラブレターの下書き

下書き

アタリを使って封の位置などをとってみましょう。

トイレのマーク

トイレのマークは2つセットなのでバランスをとる練習になります。

トイレのマークのアタリ

アタリ

トイレのマークのラフ

ラフ

トイレのマークの下書き

下書き

2つのマークの大きさを決めるアタリをしっかりとってから描いてみましょう。

ここのお題とサンプルはあくまで例です。

身の回りに図形で描けそうなものがあったら、自由に描いてみてください!

テン
テン

アタリ、全然バランスよくとれないな・・・

ユキ
ユキ

最初はとっても難しく感じるよ
みんなそうだから、じっくり練習してね

初めてのイラストシリーズまとめ
イラストが初めての方に向けた全10回の練習シリーズです。線を描くところから始めて、シンプルなイラストを描けるくらいを目指します。イラストを始めてみたい方や、以前挫折してしまった方はぜひ通してやってみましょう。
イラストを描いてみようページ一覧
イラストについて書いた記事の一覧です。趣味でイラストを始めたいと思っている方は見てみてください。

このサイトでは、初めての方にわかりやすい内容にするため、厳密なことを省略したり、専門用語を使わず一般的な言葉にしたりしていますので、ご了承ください。

ユキ(雪女)

雪女のユキ。
イラストなど創作やものづくりの内容を担当している。
自由に自分らしく・じっくり根気よくがモットー。
暑いのは苦手だけど、あったかい食べ物とかは好き。

コメント

タイトルとURLをコピーしました