比率を考えてアタリをとって顔のパーツの配置を決めて描いてみよう

比率を考えてアタリをとって顔のパーツの配置を決めよう イラスト
テン
テン

顔のパーツの配置ってどこがいいんだろう?

ユキ
ユキ

基本になる比率があるんだよ

ドウジとユキの顔正面

この「人の顔を描いてみよう」シリーズでは、このようなイラストを描けるくらいを目標に進めていきます。(クリックで拡大)
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!

顔を描こうと思ったら、とりあえず目と口があれば顔に見えるイラストが描けます。

目や口をテキトーに配置しても顔に見えますが、上手く描きたいときは話が変わってきます。

人の顔には個性があるため、みんな違って見えますが、共通する特徴もあります。

それは、大まかな比率です。

人の顔は、目や口の位置の大体の比率が決まっています。

今回は、比率を考えてアタリをとってからを描いてみましょう。

今回のイラスト「バランスをとった顔」

今回完成させるイラストはこちらです。

バランスをとった顔

「バランスをとった顔」です。

ドウジ
ドウジ

バランスが取れた感じがするなー

ユキ
ユキ

バランスが整うだけで少し上手に見えるよ

同じパーツでもバランスで印象が変わる

顔のパーツを描くとき、どのように配置するかのバランスは非常に重要です。

バランスよく配置ができるだけで、全く同じパーツを使っていても印場がずいぶんと変わります。

同じパーツでの配置の違い

これだけでイラストは少し上手に見えるので、描く際に意識してみましょう。

下書きの種類

イラストをバランスよく描くためには、下書きが必要です。

下書きには種類があるので、見てみましょう。

アタリ

アタリとは、ザックリ大きさやバランスを見るためだけの下書きです。

アタリの例

また、バランスの目安そのもののことをアタリということもあります。

アタリは、細かい情報を描きこまないので、バランスだけに集中することができます。

ラフ

ラフとは、描くものの形がわかる程度に描く下書きです。

ラフの例

細かい書き込みはせず、何を描きたいかがわかる程度で大丈夫です。

どの位置に線を描くかを完全に決める必要はないので、ザクザク書きましょう。

下書き

下書きとは、ある程度細かく描きこんで、清書ができる前段階の状態です。

下書きの例

ほとんど清書に近いですが、まだ線が何本も重なったりしていても大丈夫です。

ここまで来たら、あとはペンを使って清書するだけです。

ラフの段階で下書き終了として清書をする人もいます。
下書きをどこまでするかは、人によって違います。

ユキ
ユキ

下書きのやり方に正解はないの
だから、自分がいいと思う人のやり方を真似てみるのもいいと思うな

顔のパーツの比率を考えて下書きする

それでは、顔を描くための下書きをしていきましょう。

バランスを考えるため、アタリが特に重要になります。

今回は顔のパーツの配置を考えるので、輪郭はどんな形でも大丈夫です。

自由に輪郭を描いてから進めていきましょう。

輪郭

以下は、標準的な表情を基準に紹介しています。

目の高さは輪郭の半分

目の高さは、輪郭の半分の位置が基準になります。

輪郭を上下に分けるよう、横棒を描きましょう。

目の高さのアタリ

これで目の高さのアタリがとれました。

比率はあくまで標準

目を配置するとき、必ず輪郭のちょうど半分の高さにするのが決まりというわけではありません。

半分というのはあくまで標準的な比率です。

上下にズレたとしても間違いではないですし、あえてズラしても大丈夫です。

半分より上にすると面長で大人な印象に、半分より下にすると少し幼い印象になります。

目の高さを調整

状況に応じて位置を変えてみるのも楽しいです。

口の横位置は輪郭の中央

口の横位置は、輪郭の中央が基準になります。

輪郭を左右に分けるよう、縦棒を描きましょう。

顔のバランス中央

これで、口の横位置のアタリがとれました。

ユキ
ユキ

よく見かける十字のアタリだね
これだけでいろんな顔が描けるよ

十字のアタリ

少し現実的な顔を描きたいときは、もう少し比率を考える必要があります。

目の横位置は5等分を使う

目の横位置は、縦棒で輪郭を5等分し、5分の2の位置が目安です。

左右にあるので、右からと左からの両方の5分の2を使いましょう。

目の位置のアタリ

これで目を描く位置が決まりました。

あえて中心に寄せたり離したりしてみても、個性が出て楽しいです。

口の高さは6等分を使う

口の縦位置は、横棒で輪郭を6等分し、下から6分の1の位置が目安です。

ただ、この位置は下唇の位置になるので、口の線のみを描く場合はもう少し上になります。

口の位置のアタリ

これで口を描く位置が決まりました。

上下に動かすと、表情が違って見えて面白いです。

ユキ
ユキ

目と口が描けたから、これで大体OKだね
あとはおまけだよ

耳の高さは輪郭の半分下

耳は、高さの半分の位置をとった横線の下に描きます。

目と大体同じ高さになるということですね。

耳の位置のアタリ

鼻の高さは下から6分の2

鼻は、高さを6等分したアタリの下から6分の2くらいに描きます。

鼻の下が6分の2の線に乗るような状態が基本的な比率になります。

鼻の位置のアタリ

まゆの高さは上から6分の2

まゆは、高さを6等分したアタリの上から6分の2くらいに描きます。

まゆが6分の2の線を上に乗せているような状態が基本的な比率になります。

まゆの位置のアタリ

好きな髪形を描いて清書すれば完成です!

バランスをとった顔
テン
テン

すごくバランスが整った感じがするね

ユキ
ユキ

標準的な比率を使ったからね
正直、私はここまで厳密に考えなくてもいいと思うな

目指すイラストによっては考えすぎない

イラストを上手に見せるためには、比率をそれらしく配置することは重要です。

標準的な比率を知ることにより、整った配置で顔を描くことができます。

描きたい顔の性別や年齢によって、若干変わることもありますが、大まかな比率は同じです。

基本として知っておきましょう。

しかし、イラストは自由が一番です。

標準はあくまで基本として、あえて違うように描いてみても面白いものです。

いろいろな顔

描きたいイラストによっては、整いすぎないほうが魅力的なこともあります。

基本を知ったうえで、自分はどういうイラストを描きたいかを踏まえて自由に描いて楽しみましょう!

ドウジ
ドウジ

バランスで上手になった感じがして楽しいなー!
そのうえで自由に変えるのも面白いなー!

ユキ
ユキ

上手に見えるのも楽しいし、自由に変えて個性が出るのも楽しいよね
自分の好みの比率を見つけてみてもいいと思うな

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ユキ(雪女)

雪女のユキ。
イラストなど創作やものづくりの内容を担当している。
自由に自分らしく・じっくり根気よくがモットー。
暑いのは苦手だけど、あったかい食べ物とかは好き。

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