弦を1本ずつ弾くのって難しいな
よく間違った弦を弾いちゃうの
右手は右手で難しいからなー
弦を弾き分ける練習をしてみようぜー
この「ウクレレに挑戦」シリーズでは、ハワイアンの名曲アロハ・オエを演奏できるくらいを目指します。
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!
ウクレレは、小さくて軽快な音がする弦楽器です。
手頃な値段で購入でき、音も大きくないので、楽器にチャレンジしたい方におすすめです。
弦楽器は、右手と左手で違った難しさがあります。
右手は、左手ほど位置を動かしたり指を複雑な形にすることはありません。
しかし、狙った弦だけを鳴らすのは、慣れていなければ難しいことです。
今回は、弦3本を弾き分けて演奏できる曲を練習してみましょう。
今回の曲「きらきら星」
今回弾いてみる曲はこちらです。
フランス民謡の「きらきら星」です。
楽譜はウクレレ用のTab譜を用意したので、一緒にやってみましょう。
弦が3本・・・
できるかな?
右手を意識してゆっくりやろうぜー
右手と左手の両方を意識
左手は弦を押さえるため、いつも意識して動かしていると思います。
今回は、1~3弦を使用するので、弦を弾く右手も意識して使う必要があります。
右手の感覚をつかむ
右手は、位置を動かしたりすることがあまりありません。
つまり、基本の手の位置を決めれば、いつも同じところに決まった弦があります。
慣れてくることで、感覚で弾きたい弦を弾けるようになります。
最初は手元を見なければ、難しいと思います。
じっくり繰り返すことで、ちょっとずつ手に感覚を染み込ませましょう。
左手の練習
今回は、それぞれの指で押さえる場所が決まっています。
- 人差し指:2弦の1フレット
- 中指:3弦の2フレット
- 薬指:2弦の3フレット
「ぶんぶんぶん」と同じです。
左手の動き自体は「ぶんぶんぶん」のほうが難しいです。
それでも、右手に意識が持っていかれると難しく感じるかもしれません。
ゆっくりでいいので、指の動きを確認しましょう。
「きらきら星」を弾いてみよう
いよいよ「きらきら星」を弾いてみましょう。
サンプル演奏とTab譜
サンプル演奏はこちらです。
メロディーに伴奏をつけたサンプル演奏はこちらです。
ウクレレ用のTab譜はこちらです。
楽譜は当サイトのオリジナルアレンジなので、コード等が原曲と異なることがあります。
著作権がきれている楽曲のみダウンロード可能にしてあります。
1~3弦を使う
この曲で使う弦は、1~3弦の3本です。
使う限が増えると、間違った弦を弾いてしまうことが増えると思います。
右手は移動が少ない分、練習で手に距離をなじませることが重要になってきます。
一度なじんでしまえば、手元を見なくても正確に弦を弾けるようになります。
焦らずちょっとずつ練習して、感覚をつかんでいきましょう。
姿勢を整える
手に距離感をなじませるためには、いつも同じ位置に手がある必要があります。
毎回違う位置に右手やウクレレがあると、体が「いつもの距離」を覚えることができません。
そのため、姿勢を整えて演奏することが大切です。
姿勢を整えて演奏することで、楽器の位置や右手の位置に定位置が生まれます。
いつもの場所に弦があるという状態を作ることで、体が覚えられるようになります。
演奏前にしっかりと姿勢や体勢を整えるようにしましょう。
座ったり寝っ転がったり、姿勢が決まっていないとダメなんだね
慣れてないうちは特になー
いつもの姿勢を作ることはどんな楽器でも大事だぜ!
変な体勢で長時間練習するのは絶対にやめましょう。
手首などに負荷がかかり、腱鞘炎などのケガにつながる可能性があります。
繰り返しの地道な練習が近道
楽器の練習、特に基本的な部分は、体に染み込ませる練習が大切なので時間がかかります。
少しの時間でもウクレレに触る
楽器は上達が緩やかなので、あまり上手になった感じがせず継続するのが大変です。
目標を高く設定しすぎると、挫折する原因になります。
曲の演奏や人を目標とせず、行動を目標にすると続けられるかもしれません。
目標は「5分ウクレレに触る(毎日とは言っていない)」です。
行動目標でも「毎日」という条件が付くと義務のような感じになり、つらいです。
なので、条件は付けません。
気が向いたら5分でいいからウクレレに触ろう、と軽く考えることが大事です。
もちろん、真剣に努力している人ほど上達はしません。
ですが、たまに触っているだけでも着実に上達はします。
大事なのは、サボってもいいので続けることです。
触らない日があっても全然OKなんだぜー
気が向いたらやるくらいの気楽さがいいと思うぞ
1~3弦で演奏できる曲
きらきら星と同じ位置で、3本の弦を使って演奏できる曲は他にもあります。
例えば、ドイツ民謡の「かえるの合唱」です。
弦を押さえる場所は、きらきら星と全く同じです。
最後に素早く弦を弾く動きが出てくるため、より正確に狙った弦を弾く練習になります。
さらに右手の指を動かす練習をしたくなったら、ぜひチャレンジしてみましょう!
狙った弦を弾くためには地道な練習が必要なんだね
上手な人もやってたのかな?
上手な人は楽器に触っている時間がすごいからなー
そんなすごい目標にしなくていいから楽しんでこうぜ!
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鬼のドウジ。楽器など音楽・映像関連の内容を担当している。
楽しんで生きていれば大概はなんとかなるがモットー。
酒呑童子から雷様まで、鬼はみんなそんな感じのやつばっかり。
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