カリンバが使える音域は?1オクターブ以上の広い音域を使ってみよう

広い音域を使ってみよう カリンバ
ユキ
ユキ

これまでの復習をしていて気づいたんだけど・・・
印のシールより内側の音しか使っていないよね

ドウジ
ドウジ

指を動かす基本練習ができる曲を選んでたからなー
そろそろ音域が広い曲でも指が動くころだぜ!

この「カリンバに挑戦」シリーズでは、Over theRainbowのサビを演奏できるくらいを目指します。
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!

カリンバは手軽で始めやすい楽器です。

素早く動く音は、1フレーズごとに指の動きとして覚えることで演奏ができました。

これだけ指の移動ができるようになっていれば、単音の曲はほとんど演奏できると思います。

今までは練習しやすいよう、目印シールより内側を使い、1オクターブ以内に収まる曲を使っていました。

以下の画像では、色がついた内側の「ラ」から「シ」までしか使っていないということです。

カリンバの音階の配置

単音演奏の仕上げとして、広い音域を使ってみましょう。

今回は、ドから高いレまで、1オクターブ以上使用する曲に挑戦してみます。

今回の曲「夕焼け小焼け」

今回弾いてみる曲はこちらです。

童謡の「夕焼け小焼け」です。

楽譜も用意したので、一緒にやってみましょう。

テン
テン

なんか・・・おうちに帰りたくなるね・・・

ドウジ
ドウジ

そうだなー・・・
カリンバの音にも合ってていいよなー・・・

広い音域を使う

2本隣への移動や素早い移動など、指の移動にはずいぶん慣れてきました。

あとは広い音域が使えれば、単音の曲は演奏できる力がついています。

暗譜して演奏する

中心に近い部分は、まだ音階名と位置が一致しやすいです。

しかし、外側に行けば行くほど、なかなか音階名とはじく位置が想像しづらくなります。

そのため、音域が広ければ広いほど、楽譜を見ながら演奏するのが難しくなります。

金属棒をはじく位置を確認し、そのまま暗譜することをオススメします。

暗譜とは、楽譜を暗記することです。
どの楽器でも、音階名より位置で覚える方がよいと思います。

「夕焼け小焼け」を弾いてみよう

いよいよ「夕焼け小焼け」を弾いてみましょう。

サンプル演奏と楽譜

サンプル演奏はこちらです。

楽譜はこちらです。

楽譜は当サイトのオリジナルアレンジなので、コード等が原曲と異なることがあります。
著作権がきれている楽曲のみダウンロード可能にしてあります。

位置で覚える

広い音域の曲は、暗譜してしまうのが大切なので、位置でしっかり覚えましょう。

覚えるときは、頭だけでなく指を動かして、指に覚えさせることが重要になってきます。

いきなり全部を覚えることは難しいので、フレーズごとに分けて練習しましょう。

短い1音も焦らない

夕焼け小焼けはとてもゆったりとした曲です。

ほとんど同じ長さの音符が続きますが、1音だけ8分音符という短い音符が入っています。

ここでリズムが崩れてしまうかもしれないので、慌てないようにしてください。

素早い指の動きがあるわけではないので、落ち着いてゆったりと1音1音を丁寧に演奏しましょう。

ユキ
ユキ

外側の方がどこを弾けばいいか分かりにくいね
繰り返し練習してじっくり覚えないと

ドウジ
ドウジ

そうそう、じっくりでOKだぜ
指の動きは難しくないから、あとは位置を覚えれば弾けるはずだからなー

印の位置を目安にしよう

外側の金属棒を使うようになると、位置がわかりにくくなります。

中心から数えるのは難しいので、印の位置を目安にしましょう。

3本ごとに印

カリンバの音階の位置を表す印は、3本ごとについていることが多いです。

カリンバの音階の配置

どのように位置を見るかは人によりますが、大まかに2通りに分かれると思います。

好きな見方を使いましょう。

数字で数える

「1,2、3」と、3本を数字で数える方法です。(0、1、2の人もいる)

印の位置を1つ目の数字として数え、1、2、3と3つ刻みで数字をリセットしながら数えます。

印を3番目として、印がないところを1、2番目とする人もいます。

基準や使う数字はそれぞれ違いますが、とりあえず3つ刻みで数えるような方法になります。

左右で見る

印の位置を基準に、その左右としてとらえる方法です。

「左、印、右」という3つでとらえるということですね。

数字と同じく3つ刻みではありますが、印を中心にしています。

ドウジ
ドウジ

ちなみにオレは左右で見る派かなー

広い音域を使う曲

広い音域まで使えれば、カリンバの出せる音で音階が足りる曲ならなんでも演奏できます。

練習におすすめの曲は、文部省唱歌の「ふじの山」です。

ちょうど1オクターブの音域を使う曲なので、程よく広い音域です。

また、素早い動きや音階のジャンプもあり、指の動きの基本を確認するのにピッタリです。

童謡の中では難しい方の曲ですが、無料楽譜が多く公開されているので練習してみましょう!

テン
テン

ずいぶんいろんな曲が演奏できるようになったね
まだ思った通りに演奏できないけど、楽しいね

ドウジ
ドウジ

楽しいのが一番大事だぜ!
ここまでで単音の指の動きはOKだぞ
メロディーだけならいろんな曲が弾けるから楽しんでなー!

カリンバに挑戦シリーズまとめ(無料楽譜あり)
カリンバは手軽で音も大きくないため、とても始めやすい楽器です。カリンバが初めての方に向け、ステップアップしながら続けられる全10回の練習シリーズです。無料楽譜も用意しているので、楽器に興味がある方は挑戦してみましょう。
カリンバを楽しもうページ一覧
カリンバについての記事一覧です。カリンバは値段も手頃で音も大きくないため始めやすい楽器です。きれいな音なので音を出すだけでも楽しいので、楽器を始めてみたい方や興味がある方はぜひ見てください。

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ドウジ(鬼)

鬼のドウジ。楽器など音楽・映像関連の内容を担当している。
楽しんで生きていれば大概はなんとかなるがモットー。
酒呑童子から雷様まで、鬼はみんなそんな感じのやつばっかり。

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