この記事は、カリンバに挑戦シリーズの第7回です。
![ユキ](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/yuki-question.png)
これまでの復習をしていて気づいたんだけど・・・
印のシールより内側の音しか使っていないよね
![ドウジ](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/douji.png)
指を動かす基本練習ができる曲を選んでたからなー
そろそろ音域が広い曲でも指が動くころだぜ!
この「カリンバに挑戦」シリーズでは、Over theRainbowのサビを演奏できるくらいを目指します。
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!
カリンバは手軽で始めやすい楽器です。
素早く動く音は、1フレーズごとに指の動きとして覚えることで演奏ができました。
これだけ指の移動ができるようになっていれば、単音の曲はほとんど演奏できると思います。
今までは練習しやすいよう、目印シールより内側を使い、1オクターブ以内に収まる曲を使っていました。
以下の画像では、色がついた内側の「ラ」から「シ」までしか使っていないということです。
![カリンバの音階の配置](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/07/kalimba-scale.png)
単音演奏の仕上げとして、広い音域を使ってみましょう。
今回は、ドから高いレまで、1オクターブ以上使用する曲に挑戦してみます。
今回の曲「夕焼け小焼け」
今回弾いてみる曲はこちらです。
童謡の「夕焼け小焼け」です。
楽譜も用意したので、一緒にやってみましょう。
![テン](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/ten.png)
なんか・・・おうちに帰りたくなるね・・・
![ドウジ](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/douji-worry.png)
そうだなー・・・
カリンバの音にも合ってていいよなー・・・
広い音域を使う
2本隣への移動や素早い移動など、指の移動にはずいぶん慣れてきました。
あとは広い音域が使えれば、単音の曲は演奏できる力がついています。
暗譜して演奏する
中心に近い部分は、まだ音階名と位置が一致しやすいです。
しかし、外側に行けば行くほど、なかなか音階名とはじく位置が想像しづらくなります。
そのため、音域が広ければ広いほど、楽譜を見ながら演奏するのが難しくなります。
金属棒をはじく位置を確認し、そのまま暗譜することをオススメします。
暗譜とは、楽譜を暗記することです。
どの楽器でも、音階名より位置で覚える方がよいと思います。
「夕焼け小焼け」を弾いてみよう
いよいよ「夕焼け小焼け」を弾いてみましょう。
サンプル演奏と楽譜
サンプル演奏はこちらです。
楽譜はこちらです。
楽譜は当サイトのオリジナルアレンジなので、コード等が原曲と異なることがあります。
著作権がきれている楽曲のみダウンロード可能にしてあります。
位置で覚える
広い音域の曲は、暗譜してしまうのが大切なので、位置でしっかり覚えましょう。
覚えるときは、頭だけでなく指を動かして、指に覚えさせることが重要になってきます。
いきなり全部を覚えることは難しいので、フレーズごとに分けて練習しましょう。
短い1音も焦らない
夕焼け小焼けはとてもゆったりとした曲です。
ほとんど同じ長さの音符が続きますが、1音だけ8分音符という短い音符が入っています。
ここでリズムが崩れてしまうかもしれないので、慌てないようにしてください。
素早い指の動きがあるわけではないので、落ち着いてゆったりと1音1音を丁寧に演奏しましょう。
![ユキ](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/yuki.png)
外側の方がどこを弾けばいいか分かりにくいね
繰り返し練習してじっくり覚えないと
![ドウジ](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/douji.png)
そうそう、じっくりでOKだぜ
指の動きは難しくないから、あとは位置を覚えれば弾けるはずだからなー
印の位置を目安にしよう
外側の金属棒を使うようになると、位置がわかりにくくなります。
中心から数えるのは難しいので、印の位置を目安にしましょう。
3本ごとに印
カリンバの音階の位置を表す印は、3本ごとについていることが多いです。
![カリンバの音階の配置](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/07/kalimba-scale.png)
どのように位置を見るかは人によりますが、大まかに2通りに分かれると思います。
好きな見方を使いましょう。
数字で数える
「1,2、3」と、3本を数字で数える方法です。(0、1、2の人もいる)
印の位置を1つ目の数字として数え、1、2、3と3つ刻みで数字をリセットしながら数えます。
印を3番目として、印がないところを1、2番目とする人もいます。
基準や使う数字はそれぞれ違いますが、とりあえず3つ刻みで数えるような方法になります。
左右で見る
印の位置を基準に、その左右としてとらえる方法です。
「左、印、右」という3つでとらえるということですね。
数字と同じく3つ刻みではありますが、印を中心にしています。
![ドウジ](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/douji-smile.png)
ちなみにオレは左右で見る派かなー
広い音域を使う曲
広い音域まで使えれば、カリンバの出せる音で音階が足りる曲ならなんでも演奏できます。
練習におすすめの曲は、文部省唱歌の「ふじの山」です。
ちょうど1オクターブの音域を使う曲なので、程よく広い音域です。
また、素早い動きや音階のジャンプもあり、指の動きの基本を確認するのにピッタリです。
童謡の中では難しい方の曲ですが、無料楽譜が多く公開されているので練習してみましょう!
![テン](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/ten-smile.png)
ずいぶんいろんな曲が演奏できるようになったね
まだ思った通りに演奏できないけど、楽しいね
![ドウジ](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/douji-smile.png)
楽しいのが一番大事だぜ!
ここまでで単音の指の動きはOKだぞ
メロディーだけならいろんな曲が弾けるから楽しんでなー!
![](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/07/68bfe188fdd4893bb7cc241732bffd96-160x90.png)
![](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/07/8dd7770c5b4252a0dd2657e158fafa74-160x90.png)
このサイトでは、初めての方にわかりやすい内容にするため、厳密なことを省略したり、専門用語を使わず一般的な言葉にしたりしていますので、ご了承ください。
![ドウジ(鬼)](https://enjoy-start.com/wp-content/uploads/2023/06/douji.png)
鬼のドウジ。楽器など音楽・映像関連の内容を担当している。
楽しんで生きていれば大概はなんとかなるがモットー。
酒呑童子から雷様まで、鬼はみんなそんな感じのやつばっかり。
コメント