イラストのキャラクターは髪型が命?髪の毛を描いてみよう

イラストのキャラクターは髪型が命?髪を描いてみよう イラスト
ドウジ
ドウジ

イラストって髪型に特徴があるよなー

なんでかなー?

ユキ
ユキ

手軽にキャラクターを描き分けられて個性が出るからね

ドウジとユキの顔正面

この「人の顔を描いてみよう」シリーズでは、このようなイラストを描けるくらいを目標に進めていきます。(クリックで拡大)
簡単な練習から始めるので、一緒に頑張りましょう!

髪型は、目と並んでキャラクターを表す重要なパーツです。

イラストは自由なので、いろんな髪型にすることができ、とても個性が出ます。

動きも表現しやすいパーツなので、描いていてとても楽しいです。

今回は、いろいろな髪型を描いてみましょう。

今回のイラスト「さわやか短髪とつややか長髪」

今回完成させるイラストはこちらです。

さわやか短髪とつややか長髪の顔

「さわやか短髪とつややか長髪」です。

テン
テン

やっぱり髪があると人っぽくていいね

ユキ
ユキ

人を描いているっていう雰囲気が一気に出るんだよね
楽しいよ

髪を描くポイント

髪は決まった形がないため、イラストでは自由に描けます。

極端な例だと、こんな髪型でもイラストならOKです。

自由すぎるヘアースタイル

しかし、方針がなさすぎるとどうすればよいか分からないですよね。

自然な髪形に見えるようにするため、簡単なポイントを1つだけ見てみましょう。

髪が生える中心を意識する

髪を描くときは、髪が生えている中心を意識してみましょう。

中心を決め、そこから広がるように髪が生えているイメージで描いていきます。

髪が生える中心

中心は、点でも線でもどちらでも大丈夫です。

また位置も自由です。

中心点

点でとらえたときは、以下のような感じです。

髪が生える中心を点でとらえる

中心点の位置を決めたら、そこから周囲に広がっていく流れをイメージしましょう。

中心線

線でとらえたときは、以下のような感じです。

髪が生える中心を線でとらえる

中心線を分け目のようにイメージし、そこから左右に分かれていくイメージです。

ドウジ
ドウジ

周りに広げていく感じにするんだなー

ユキ
ユキ

流れるようなイメージで描くと、ペタッと描くより自然になるの

髪型をザックリ区別する

髪型をザックリ分類してみましょう。

いろんな分け方をしてみるので、組み合わせて好きな髪を作りましょう。

顔の輪郭や目はどんな形でもいいので、自由に用意して髪を描いてみましょう。

硬い髪と柔らかい髪

直線的に描くか曲線的に描くかで、髪の硬さが表現できます。

髪の硬さによる違い

同じような髪形でも、硬さが違うだけで印象は変わります。

短い髪と長い髪

髪の長さは人によって全く違うため、短くしても長くしても個性が出ます。

髪の長さによる違い

長い髪は、基本的に重力で下に降りた状態になります。

しかし、イラストは自由なので物理法則に従う必要はありません。

上に長くしても面白い個性となります。

直毛とくせ毛

髪はまっすぐな人もいれば、パーマがかかったようなくせ毛の人もいます。

髪が直毛かクセ毛(パーマ)かによる違い

イラストの場合は、クルクルと極端なクセをつけても大丈夫です。

現実にとらわれずに自由に描きましょう。

塊でとらえるか細かく描くか

現実の髪は、細い1本が何十万本も生えています。

イラストでは、1本ずつ描かずに塊でとらえることが多くあります。

紙の束の細かによる違い

細かければ細かいほど、現実的な感じとなります。

塊にすればするほど、デフォルメしたような髪型になります。

どちらもそれぞれの良さがあるので、好みで自由に描き分けましょう。

前髪

前髪は、上げたり下ろしたり、浮かせたり分けたり、いろんな形にできます。

前髪のよる違い

前髪だけでもいろんな髪型にできるので、楽しいです。

髪型

髪型には、ボブ、ぱっつん、五分刈り、ツーブロック、ポニーテールなど、名前がついたものがたくさんあります。

髪型カタログを参考に、真似して描いてみましょう。

名前のついている髪型

一般的な髪形として、現実にある髪型を色々調べて描いてみることは大切です。

基本的な髪形がわかれば、そこからイラストらしくアレンジしていくことも可能です。

たくさんの髪型を描いてみましょう。

光の表現

髪は光が当たると反射でつやつやと光ったりします。

どういう表現をするかで、絵柄の雰囲気が変わってきます。

光の表現による違い

正解はないので、自由に光を表現してみましょう。

アクセント

通常の髪型に、アホ毛や色違いなどのアクセントを少し入れると雰囲気が変わります。

髪にアクセントを追加する

現実にはないような模様入りの髪など、個性的な髪形にもできます。

テン
テン

顔のパーツが同じでもすごく個性が出て面白いね

ユキ
ユキ

目とは違った楽しさがあるんだよね

さわやか短髪とつややか長髪を描いてみる

さわやか短髪とつややか長髪を描いてみましょう。

輪郭や目、口は好みで自由に描いてください。

さわやか短髪

さわやか短髪の人を描いてみます。

  • やわらかめの髪質で少しくせ毛
  • 細かくサラサラに
  • 前髪は浮かせてみる

顔の輪郭を描き、アタリをもとに目と口を描きます。

少し左右に分けて浮かせた前髪から描いてみました。

さわやか短髪の前髪

頭の形にかぶせるように、短い髪を描いていきます。

短いため、ちょっとだけ重力に逆らい上向きに生えている感じにしてみます。

さわやか短髪の全体

清書をしてきれいにし、細かい髪を描き足したら完成です。

さわやか短髪の顔

つややか長髪

つやつやと輝く長髪の人を描いてみます。

  • 直毛の長髪
  • ある程度かたまりでとらえる
  • 前髪は下ろす

まずは直毛の前髪を描きました。

今回は細かくしすぎず、イラストらしく毛を太めの束としてかたまりとします。

つややか長髪の前髪

長い髪なので、後ろ髪もあまり跳ねさせずまっすぐ描きます。

髪が長いときは体に隠れる部分があるので、首と体をザックリ描いておきましょう。

つややか長髪の全体

首や体の描き方がわからなければ、例のように形がわかればOKとしてあげてください。

きれいに清書します。

つややか長髪の清書

光の表現を入れ、つやがあるようにして完成です。

つややか長髪の顔

光の表現は、なんとなくどちらから光が当たっているかだけ考えて自由に描きましょう。

黒い部分を描きこめばそれらしく見えますよ。

ドウジ
ドウジ

キャラクターっぽくなったなー

ユキ
ユキ

髪の毛があるだけでずいぶん違うよね

自由に髪型を描いてみよう

髪型はキャラクターを描き分けるうえで重要です。

現実でも、髪型をガラッと変えると別人のように見えることはありますよね。

イラストの方が現実よりも自由度が高いので、どんな髪型にもできます。

顔のパーツが一切なくてもそのキャラクターだと認識させられるほど、個性が出しやすい部分です。

最初のうちは、まず自然な髪形を描けるように、いろんな写真やイラストの真似をしてみましょう。

髪を描くのに慣れてきたら、オリジナリティのある髪も描いてみましょう。

いろんな特徴を組み合わせると髪型は無限大なので、自由に練習しましょう!

テン
テン

描くの楽しいけど難しいね

ユキ
ユキ

自由度が高いから逆に難しいんだよね
写真や好きなイラストを参考にするといいよ

このサイトでは、初めての方にわかりやすい内容にするため、厳密なことを省略したり、専門用語を使わず一般的な言葉にしたりしていますので、ご了承ください。

ユキ(雪女)

雪女のユキ。
イラストなど創作やものづくりの内容を担当している。
自由に自分らしく・じっくり根気よくがモットー。
暑いのは苦手だけど、あったかい食べ物とかは好き。

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