首と肩にも個性や感情が出る？いろいろな首と肩を描いてみよう

顔のイラストを描くとき、本当に顔しか描かないと生首になってしまいます。

顔には首がつながっているため、首も描いた方が自然です。

また、肩まで描くと生首感がかなり薄れて、顔をアップにしたイラストに見えるようになります。

顔のイラストを描くときには、首と肩までセットで描けるようになりたいですね。

今回は、いろいろな首と肩を描いてみましょう。

今回のイラスト「可愛らしい首・肩と強そうな首・肩」

今回完成させるイラストはこちらです。

「可愛らしい首・肩と強そうな首・肩」です。

首をザックリ区別する

首をザックリ分類してみましょう。

いろんな分け方をしてみるので、組み合わせて好きな首を作りましょう。

顔は自由に用意して、首を描いてみましょう。

太さによる違い

顔から伸びる首の太さを変えると、ずいぶん印象が変わります。

細い首は、華奢なイメージになります。

太い首は、筋肉質でゴツゴツしたイメージになります。

長さによる違い

首の長さを変えると、雰囲気が変わります。

長い首は、シュッとしたイメージになります。

短い首は、ずんぐりしたイメージになります。

影による違い

首は顔の下にあるため、影ができます。

影の描き方でも、印象が変わります。

影を細かく描きこむと、リアルな感じになります。

影の描きこみが少ないと、デフォルメされた感じになります。

また、影の濃さによっても雰囲気が変わります。

真っ黒にすればするほど夏のような強い光が当たって見えます。

筋肉などの細かい話は、ここでは省略します。

肩をザックリ区別する

肩をザックリ分類してみましょう。

いろんな分け方をしてみるので、組み合わせて好きな肩を作りましょう。

顔は自由に用意して、肩を描いてみましょう。

肩幅による違い

肩幅を変えると、ずいぶん印象が変わります。

肩幅が広いと、大人っぽい頼もしい感じになります。

肩幅が狭いと、子供のような感じやデフォルメされたイラストになります。

性格や感情による違い

いかり肩やなで肩など、肩の形や感情に関する言葉は意外と多くあります。

実は、顔の表情だけでなく、肩にも感情や性格が表れたりします。

上下に動かすほか、体に寄せるか広げるかでも違いが出ます。

いろんな写真やイラストの肩を見て、いろんな肩を描いてみましょう。

可愛らしい首・肩と強そうな首・肩を描いてみる

可愛らしい首・肩と強そうな首・肩を描いてみましょう。

輪郭などは、描きたい首と肩に合わせて自由に用意しましょう。

ここでは、首と肩の違いに注目するため、同じ顔を使用します。

可愛らしい首・肩

可愛らしい首・肩の人を描いてみます。

首と肩の位置や幅を決めます。

細めで華奢な印象になるような首や肩の形を描きます。

清書をしてきれいにしたら完成です。

強そうな首・肩

強そうな首・肩の人を描いてみます。

首と肩の位置や幅を決めます。

太くて筋肉質な印象になるような首や肩の形を描きます。

清書をしてきれいにしたら完成です。

顔のイラストを自然に見せるための首と肩

顔のイラストを練習するとき、顔だけだと生首になってしまいます。

長い髪型のときは、肩の後ろに隠れることもあるため、顔だけだと上手くいきません。

首や肩など、顔とつながっているパーツを少し描くだけでイラストが自然になります。

表情や感情の表現は、目や眉毛だけでなく、肩でもできます。

今回は顔のイラストのおまけ程度なので、あまり詳しい話は描いていません。

ですが、ほんの少しだけ意識して描き分けるだけでも印象が違ってきます。

正しさよりも描く楽しさを優先し、自由に楽しく描きましょう！

人の顔を描いてみようシリーズ一覧

人の顔を描いてみたい方に向けた練習シリーズです。少しずつステップアップしていくので、楽しんで練習したい方は、ぜひ通してやってみましょう。

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